サービスの重要性

こんにちは。レニックス八重桜!毎年きれいに咲いてくれてます。もう散ってしまいましたが・・・・・。
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今日は、サービスの重要性について書きたいと思います。
1.自分で打てるショット唯一のショットである事。しかも2本打つことが出来ます。
サービス以外は、相手が打ってきたボールに反応して打たなければなりません。テニスでは、サービスだけ自分のリズムで自分のタイミングで打つことが出来る唯一のショットです。

2.各ポイントのスタートに攻撃の最も重要なきっかけを作るショットである。
1ポイントに要するラリー回数は、ハードコートで平均約5.1回と言われています。5.1ラリーでポイントが決まるのですから自分がサービスとしたら3回ボールを打ったらポイントが決まっているという事です。その1ショットがサービスという事です。しかもサービスは、サービスでの得点、そのあとに続くストロークあるいはボレーでの得点などあらゆる決め手の40%を占めています。サービスキープしてさえいれば負ける事のないスポーツですから、攻撃のきっかけを作れるサービスをもっておくことが大切!

3.サービスは、シングルスにおいて最も多く使われるショットである。
シングルスの試合では、1ゲームに要するポイント数は約6ポイントと言われています。例えば、サービスの確率が50%とすると9本のサービスを1ゲームに打っていることになり、1セット64だとするとサービスゲームを5ゲームやっているので45本打っています。3セットだと135本打っていることになります。レニックスの1カートに入っているボールの数は約150~200球ですからだいたいどのくらい打っているか分かりますね。もう一つ重要な事は、1でも書きましたが自分から打っているショットなので、ボールのエネルギーは0の状態から打つショットです。相手のエネルギーを使う事が出来ない為体力をものすごく使います。3セットマッチで135本のサービスの質を保ち続けなければ負けてしまいます。大きなエネルギーを保ち続ける体力と効率よく大きなエネルギーを生み出せる技術が必要となります。

4.サービスの確率が勝敗を分ける
トッププレーヤーのサービスの確率を例に挙げると、男子で「約65%」、女子「約70%」という数字がサービスキープ率の高い数字と言われ、この数字以下、男子「50%」、女子「60%」を切ると、そのセットは落とすと言われています。1ゲームの平均ポイントは、6ポイントですからファーストサービスを6本中3本入れたのでは、50%にしかならないわけです。6本中4本入れて67%の確率になるわけです。いつもの練習では10本中8本ぐらいは狙ったところに打てるようになっておかなければ試合では65%をキープできないでしょう。あと試合中は、ゲームの流れや相手にどのようにリターンさせるかという事に集中しなければならない為、普段のポイント練習からどれくらいの確率で入っているのか感じながら練習する事が大切になります。

ジュニアで言えば、12歳~14歳まではサービス力よりストローク力の方が勝敗を分ける事が多いですが、16歳~18歳になってくるとサービス力が勝敗を分けるようになります。カテゴリーが上がった選手は、サービスの事をよく理解して今までよりサービスの練習を多く行って夏の試合に臨みましょう!