2018 Jeju International Junior Championships 準決勝観戦。

こんにちは。

今日は、午前8時~11時まで練習しシングルスの準決勝を観戦しました。

守備の中に攻撃が備わっている選手が決勝戦にコマを進めているように感じます。

勝ち上がっている選手をよく見てみると、つねぎのボールは、だいたい自分の持っている7割程度の強さいで、フォアサイドのクロスからストレート、バックサイドのクロスからストレート、ストレートに打たれた時のクロスへの切り替えしを両サイドがきっちと出来、攻撃に転じられた時のミスがほとんどない選手が勝ち上がっているように思いました。取れないようなスピードボールを何本を決めているわけではありません。

逆に、その前に敗退してしまった選手はどちらか一方のサイドからのクロスやストレートが不安てであったりつなぎのボールを強引に攻撃しミスを犯していたり、単純に攻撃が不安定であったりする選手でした。

準決勝で敗退してしまった選手は、相手が壁のようにどちらのサイドからのミスなく返してくるので、結局、つねぎのボールを強引にスピードを上げて打ち、サイドを狙うという確率の低いショットの選択をさせられていました。ポイントが取れた時といえば、威力のあるショットがぎりぎりに入った時か、意外性のあるショットを打ち入った時だけ。威力と意外性だけでは当然入る確率が低いので負けてしまうのも時間の問題です。

サービス、サービスリターン、グランドストロークの基礎がしっかりしていれば、ショットの威力や意外性に頼らなくすむはず。

テニスの幹をもっと太く、大きくしていくことが大切であることを痛感させられました。

もっといろいろな経験を積んでいかないとわかりませんが、テニスというスポーツは、攻撃の態勢を備えた守備型のテニスがもっとも強いのではないかと改めて感じました。

色んな国に行って、色んなテニスを見て勉強できたらなと思います。

テニスとはどのようなスポーツなのか?

努力する方向性が枝葉にならぬよう、頑張っていかなければなりません。