また反省！

こんにちは。今日は、冷たい雨が降っています。今年も残りわずかなのでブログの更新頑張ります。
今日は、今までを一度振り返って反省したいと思います！

今まで、僕の指導というのは自分が答えをもっていてその答えを渡すという繰り返しをやってきました。もちろん一緒に選手と考える事もありましたが。なぜそのようなやり方をしてきたかというと単純にその方が早く勝てるようになるからです。深くかかわってきた選手の中では次の対戦者の長所短所、傾向などをパソコンに打ち込み参考にしてね。と渡していました。そして試合が終わると、あの時はこうだった、この時はこうだったと一回一回説明するという形でした。このような形を取り続けた結果、選手自体が考える力を養えない、状況判断能力に欠け、勝ったとしても達成感を味わえない、本人が内面から理解していないので同じことの繰り返す。という結果になりました。それはそうですよね。笑。言われたことをやっているだけですから・・・・。

しかし、ジュニア選手が次の対戦者を見る事、長所短所をみて試合のプランを立てる事が大切と気づくのを待っていたのでは、大人になってしまうし結果を出さなくてはと思いそのような形を取っていたのです。でもこの考えが一番の失敗でした。コーチ側は主役になっていますし、最終的には選手本人がやる気を失ってしまいます。
コーチという仕事は、選手が実体験を振り返りその経験を内面化できるように手助けする事です。ガミガミ言ったり、答えを教えたりするのではなく、本人が何をどう取り組んだから試合に勝つことができ、何が足りなかったから負けたのか？自分はどんな傾向にあるのか？そこから本人が学んでいく過程で力になれなければいけません。これからは、内面化の手助けをし選手の成長を楽しめるコーチになっていきたいと思っています。

文章だけだと寂しいのでいつも元気なアラン君を載せました。笑